テニスのサーブで肩が痛む

鍼施術によるテニス肩の症例

肩関節の痛み症例1「テニスでサーブを打つ時に痛む」

||患者:女性 40代  ||来院・通院間隔:2018年10月・週1~2回  ||来院回数:3回

症状と来院理由

8カ月前あたりから、右でサーブを打つ時、振り下ろす瞬間、肩の前側に痛みを感じる。
整骨院に通院しているが回復が思わしくない。日常生活上では問題ないが、テニスの試合も近いので何とかしたくネットで調べて来院。

1年半前、右ひじがいわゆる「テニス肘」になり、整骨院に通院していて、テニスエルボ用のバンドを購入。1年間、テニスをするときにしてようやく外れたが、肘周辺の張りが残る。
その他に最近、腰が張る。

施術と経過

サーブは肩が複雑な動きが起こるため、どの動きの時に動きにくさや痛みが出るのかを確認していく。その中で、肩を外転する時と内旋する動きに動きにくさと痛みが起こることがわかった。

まず、外転時の動きを改善する目的で右足首のツボに鍼をすると外転がしやすくなる。

次に内旋の動きだが、背中の張りが強いので骨盤のツボに鍼をすると背中の張りが改善し、内旋も少し痛みを残す程度まで改善する。手のツボに鍼をすると残った痛み、肘のあたりの張り感も改善した。

2診目(3日後)、サーブを打つ時の痛みは半減、腰を捻ると腰の張りを強く感じる。手のツボで肩のと腰の張りが解消。他、前回と同様の内容。

3診目(10日後)には、テニスのサーブでの肩の動きおよび痛み、肘の張り感、腰の張りは全て改善が見られたので終了した。

同時に施術した症状

なし

主に使用したツボ

申脈(R)、二ノ臀(R)、内谷(R)、精霊(R)

考察

特にテニスをするときの動きは肩のみならず下半身まで広範囲で連動性がある。そのため、このケースでは腰及び骨盤部やそれに関連性のあるツボを選んだ。

☆解説では裸モデルのイラストを使用しておりますが、実際は治療着を着用します。
☆症例について
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。

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