捻挫症例1

鍼施術による捻挫の改善例

捻挫症例1「左足が着けない」

||患者:女性 40代  ||来院・通院間隔:2019年1月・週2回  ||来院回数:2回

症状と来院理由

来院の前日、駅の階段を下りている時、最後の一段を踏み間違え転落。左足を内側へ捻る。急いでいたのでそのまま電車に乗ったが、左足が着けないくらい痛みがあり、腫れもひどくなった。
都内にあるかかりつけの鍼灸院に問い合わせ、自宅から近い当院を紹介され、来院。

まだ整形外科を受診していないため、骨折が有るか否かは不明。

治療と経過

自身でアイシングを行っていたので、当日の痛みに比べると幾らか緩和されている。ただ、炎症は明らかなので、手のツボへ鍼をして、消炎と痛みへのアプローチを行う。

活法整体の「捻挫の調整」で足関節の調整を行う。ベッドから起きて立ってみると、左足を床に着いてもらうと痛みは8割減。未だ足を引きずるが来院時よりも歩きやすくなる。

外くるぶしの痛みが強いところに対応する膝のツボに鍼をして数分後、鍼を抜いて再度、歩いてもらうと先ほどより歩きやすくなる。

更にふくらはぎのツボに鍼をすると、ゆっくりながら引きずることなく歩けるようになる。
念のため、自宅ではアイシングすることを申し伝える。

2診目(2日後):念のため、整形外科でレントゲン検査を受け骨折が無い事を確認してもらった。
前回の施術後、殆ど普通に歩けるようになった。左足の小指側に体重を乗せると足の甲に痛みがある。肩甲骨内縁のツボに鍼をして、痛みは解消された。

2カ月後、別の症状で来院された際に伺うと、前回後は普通に歩いたり走ることも出来た。腫れは2週間後くらいに治まったとの事。

主に使用したツボ

後谿(L)、玉縁(L)、六丘(L)

考察

鍼施術では「動きやすさを取り戻す」ことに関して素早い対応が可能である。ポイントは膝近辺にある。動きやすさが復活すると症状の早期回復が望める。

☆解説では裸モデルのイラストを使用しておりますが、実際は治療着を着用します。
☆症例について
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。

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