生理に伴う腹痛と肩こり

鍼施術による生理痛の改善例

生理痛症例3「生理に伴う腹痛と肩こり」

||患者:女性 30代  ||来院・通院間隔:2018年5月・月1~2回  ||来院回数:4回

症状と来院理由

数年前から年を追う毎に生理の1・2日目に下腹痛が強くなるため、婦人科を受診し子宮内膜症と診断された。処方された鎮痛剤を服用しないとつらい。

生理で腹痛があると肩こりも強く感じる。

妊娠も考えているので内膜症が少しでも改善し、妊娠しやすい体づくりを考え、鍼灸が良いと知りネットで当院の症例を見て来院。

施術と経過

生理による血流の滞りが肩こりを強めると考え、肩の症状と腹部の症状が共通するツボを選ぶため、肩、腹部の他に腰や骨盤周辺を丁寧に触診する。

その結果、足首のツボがそれぞれの症状が共通するため鍼施術を行う。腹部の硬いところが緩み、圧痛も解消する。肩のコリ症状も半減する。
肩のコリに対して腰のツボに鍼をするとコリは解消し、腹部全体に柔らかさが出た。

2診目(2週間後):1診目後の生理で腹痛はかなり楽になり、鎮痛剤は1回のみ服用した。
3診目(4週間後):生理1日目だがいつもより軽い。鎮痛剤の服用はしていない。
4診目(4週間後):生理2日目、少し腹が張るくらいで痛みは感じない。

その後も月に1回、生理前もしくは生理中に通院中。婦人科の診察で内膜症は悪化していないとのこと。引き続き経過観察中。

同時に施術した症状

肩こり

主に使用したツボ

三陰交(L,R)、腰海(L,R)

考察

生理周期で全身の血流は大きく変化するが、流れが滞る事により腹痛や頭痛、腰痛など様々な症状が現れると考えられている。このケースでは腹痛とともに肩こりが強くなるため、腹部と肩の血流を同時に改善するツボを選んだ。
子宮内膜症については現在も経過観察中。

☆解説では裸モデルのイラストを使用しておりますが、実際は治療着を着用します。
☆症例について
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。
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