肩甲骨痛み「自転車で2分もすると痛い」

鍼治療による肩甲骨の痛みが改善された治療例

肩凝り・頸肩腕症候群症例6 肩甲骨の痛み「自転車に2分もすると痛い」

||患者:男性 40代  ||来院・通院間隔:2017年9月・週1回  ||来院回数:2回

症状と来院理由

3か月前くらいから自転車(ロードレーサータイプ)に乗っていると右肩甲骨の内側が痛くなる。最近では特に酷く、自転車に乗って2分もすると痛み出す。体を前傾姿勢にして顔を上げている姿勢がつらい。サイクリングが趣味で日に20kmは走る。

普段も痛みまでは無いものの重さを感じる(特に車の運転)。

1か月間、近くの整骨院で電気やマッサージを受けたがあまり効果を感じず、ネットを見て来院。

その他の症状

腰痛

施術と経過

肩甲骨内縁の症状だが首周りの筋緊張が強いため、対象範囲を少し広げて施術に入る。

右の肩にのコリが強いため、臀部、右腰部のツボに鍼をして緩める。腕の張りも強いので肩甲骨のツボに鍼を緩めると肩甲骨内縁のコリと圧痛も半減する。ただ、体幹前傾・顔上げる姿勢はつらさが残る。

体を前傾(中腰)で首も前傾(下を向く)しているときは症状は出ず、体を前傾で顔を上げると痛みが出るという事から胸椎6番に問題があると考え、右手にあるツボに鍼をすると姿勢のつらさはほぼ改善されるが、腰と背中の間の張りが気になるとのことなので脛(すね)のツボに鍼をると張りが取れた。

2回目(1週間後)
施術の翌日は少し気になったが、その後は自転車に乗っていても痛みが出現することは無くなった。今回は腰が気になるとの事なので、腰痛の施術を行い終了した。

その他に施術した症状

腰痛

主に使用したツボ

大臀(LR)、腰海(R)、六谿(R)、ふくら(R)、玖路(R)

考察

体幹部と頸部の複合した動き・姿勢により背中に問題があるために発症したと考えられる。ただし、背中に鍼をするよりも手や足にあるツボにアプローチすることで、スポーツのパフォーマンスを落とさないように筋肉のバランスと素早く整えることができる。

その他の肩こり・頸肩腕症候群の症例(改善例)

肩こり・頚肩腕症候群の症例集

肩こり・頸肩腕症候群の原因・当院の施術法をご紹介

肩凝り原因と施術法

関連記事

LINE鍼灸院予約

診療案内

診療のお知らせ

  1. 2024.11.30

過去の記事

アクセス

症例 [ 治療例 ]

  1. 鍼で改善した足裏の痛み
  2. 鍼治療による足底筋膜炎の改善例
  3. 喉の異物感・違和感1
  4. 鍼灸により改善した頭痛の症例
  5. 鍼治療による肩甲骨の痛みが改善された治療例

お問い合わせ

ご来院エリア

埼玉県:志木市 朝霞市 新座市 和光市 さいたま市(浦和区 桜区 南区 中央区 大宮区) 富士見市 ふじみ野市 川越市 所沢市 川口市

東京都:練馬区 板橋区 豊島区 文京区 新宿区 西東京市 東大和市 東村山市 清瀬市

Twitter