足底筋膜炎・モートン病症例4「靴を履いて歩くと痛む」
||患者:女性 20代 ||来院・通院間隔:2018年3月・週1回 ||来院回数:2回
症状と来院理由
3週間前から靴を履いて歩いているとき、地面を蹴る際に右足裏に痛みを感じる。特に通勤時にパンプスで歩いている時に痛む。靴を替えて試したが痛み変わらず。
整形外科でレントゲンを撮ったが骨には異常は無いと言われ、湿布を貼っていたが痛みが引かず、ネットを見て来院。
通勤以外にも仕事で外回りが多いので何とかしたい。
施術と経過
痛みの部分と関係が深い背中のツボに鍼を行う。数分後、鍼を抜いて靴を履いて歩いてもらうと痛みは消失。指で押して確認してもらうが痛みは無くなる。
症状が解決したのでその日の施術は終了。
<2診目>(7日後)
念のため1週間後の来院時でも痛みの再発は無かったので終了する。
同時に施術した症状
肩凝り
主に使用したツボ
T12(0.5R)
考察
当院が行う「整動鍼」は、「症状の原因にアプローチする」が基本である。今回のケースでは、患部に問題があるのではなく背骨の捻じれに問題があったと考えられる。
その問題をしっかりと把握すれば短期間で1本の鍼でも解決できる。