
腰痛症例13「ぎっくり腰になりそうな腰痛」
||患者:女性 40代 ||来院・通院間隔:2018年10月・週1回 ||来院回数:1回
症状と来院理由
数日前から腰に違和感があり、数年前にぎっくり腰になった経験があり、その予感が続いている。
床から立ち上がる際、腰の前屈や後屈、腰を右に捻る時、左の腰が特につらい。
数年前のぎっくり腰の際、当院で改善したことから来院。
施術と経過
重心の変動により股関節と仙腸関節周囲に問題があると考え、手のツボに鍼施術を行うと臀部・股関節近辺の痛みは解消、痛みの範囲が仙腸関節になった。仙腸関節と関連がある肩甲骨のツボに鍼をすると仙腸関節の痛みは解消し、どの動きをしても痛みは大幅に改善した。
同時に施術した症状
なし
主に使用したツボ
精霊(L)、肩参(L)
考察
腰の動きは、体の広範囲からの連動があって可能になる。したがって症状の場所に囚われてしまうと腰の動きを見逃してしまうことがある。その人の環境やクセといった情報をしっかり把握する必要がある。
☆解説では裸モデルのイラストを使用しておりますが、実際は治療着を着用します。
☆症例について
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。
☆症例について
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。