「踵の痛み」足底筋膜炎と診断

鍼治療による足底筋膜炎の改善例

足底筋膜炎・モートン病症例6「踵の痛み」

||患者:女性 30代  ||来院・通院間隔:2018年5・週1回  ||来院回数:3回

症状と来院理由

1ヵ月前から左の踵に痛みを感じ、左ほどではないが右にも感じる。
整形外科を受診し「足底筋膜炎」と診断され、サポーターと湿布を処方されたが良い変化を感じない。

痛みは、朝の起床時の1歩目が強い。また、職場では裸足(靴下履き)のため、なるべく踵を着けないようにしている。

ネットで当院の症例を見て来院。

施術と経過

痛みの部位を特定するため、痛い部位を指示してもらうと左の踵はやや前側で内側の土踏まずとの境目、押すと強い痛みがある。右側の痛みは踵全体。
左肩甲骨の内側のツボに鍼施術を行い、同様に押してみると痛みは8割減る。立った時の痛みはほぼ解消されるが、足踏みをしてもらうと踵全体にぼんやりと痛みがある。骨盤のツボに鍼をすると左右の踵全体の痛みはほとんど感じなくなる。

2診目(6日後)
痛みは戻ることは無かったが、昨日は左のみ踵全体の痛みを感じた。前回と同様に骨盤部の鍼を行う。
また、ふくらはぎが張っているとのことで腰のツボに鍼を行い、張りは解消する。活法整体でふくらはぎ全体の調整も行う。

3診目(7日後)
朝の1歩目、仕事中も足の痛みを感じることが無く過ごせた。昨日から生理痛で腹部が痛むので、生理痛の鍼を行う。
以上の事から足底筋膜炎の施術を終了する。

同時に施術した症状

なし

主に使用したツボ

四枢(L)、上髎(L・R)、L2(0.5L)

考察

踵の痛みというと、患部を保護するためにサポーターや消炎鎮痛のために湿布が処方されるが、いずれも患部への対処法。体の基礎部分の一つである踵は、その上にある体幹部と相互に影響し合う。そのため、このケースにおいては主に肩甲骨や骨盤にあるツボが有効であった。

☆解説では裸モデルのイラストを使用しておりますが、実際は治療着を着用します。
☆症例について
同じ病名や症状であっても効果には個人差があります。また、このページの症例は当院の経験であり、鍼灸の一般的な効果を意味するものではありません。
足底筋膜炎・モートン病の症例(改善例)

モートン病・足底筋膜炎の鍼灸による改善例

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