症例

尾てい骨周辺の痛み

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鍼・活法整体で改善した腰痛の治療例

腰痛・坐骨神経痛症例2 「尾てい骨周辺の痛み」

患者

30代女性 埼玉県朝霞市 2015年12月来院

症状

妊娠中から尾てい骨の辺りに、歩いているときや立ち上がる、座るなどのときに「ズキッ」と痛みが起こる。妊娠中だったので温めたりする程度で、お産まで我慢していたが、産後も痛みは治まらなく、知人に「鍼が良い」と聞き来院。

子供を抱っこしたまま立つときは特に痛みが強いので、なるべくしないようにしている。

治療の内容と経過

尾てい骨の辺りに痛みが集中しているが、動くことにより痛みが出てくることから、腰を動きやすい状態にすることを優先する。
腰の動きをチェックすると軽い前屈み(いわゆる「中腰」)が一番辛いことがわかった。

中腰の姿勢を楽にするために足のツボ【中都】に鍼をする。さらに前屈みが出来るようにふくらはぎ【玉人】にも鍼を行う。すると前屈み、さらに中腰の姿勢が楽に出来るようになり、尾てい骨の痛みが7割程度改善。

次に鍼で緩められた筋肉に動きの調整を加えるため、腰の動きを円滑するために活法整体で調整する。
来院時よりも腰、足の動きが痛みと共に改善。初回はこれで終了する。

2回目(1週間後)
前回の後3日間はほとんど痛みが無かったが、それ以降は前回ほどではないが少しずつ戻ってきた。

前回と同様の内容と骨盤の動きをよくする目的で活法整体の「骨盤調整」「仙骨納め」を加える。今回は痛みはほぼゼロに、さらに足のむくみが解消され、足が軽くなる。

3回目(1週間後)
前回からの1週間、痛みを気にすることは無くなった。腰の動きをチェックするが、気になる所見はないので、産後という事もあるので、骨盤周辺、腰を活法整体で整える。

症状が安定していると判断し、終了する。

鍼治療を行った主なツボ:腰海、腸鳴、殷門、玉人、中都
行った整体手技:腰痛パターン3手、骨盤廻し、仙骨納め、骨盤はがし、腓腹筋導引

考察

妊娠中や産後に骨盤周辺の痛みなどはよくありますが、今回のように「動き」によって症状が強く出る場合、まずは動きを改善することを優先します。痛みがでる動きが改善されるということは、痛くない、と言うことになります。また、痛みが出ている場所は必ずしも原因とは限りません。原因を見極め、適切に対応することが大切です。

腰痛・坐骨神経痛症例(治療例)集

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