治療例(症例)のご紹介

仰向け・寝返りで揺れる

鍼・活法整体治療で改善した眩暈の症例

めまい症例1「仰向けで寝る、寝返りすると揺れる眩暈(めまい)」

患者

40代 女性 志木市 -2016年3月来院-

症状

1週間前から、就寝する際、仰向けで寝る、左へ寝返りをした直後に「揺れる」ようなめまいがする。2~30秒くらい続き、その後は落ち着く。めまいを感じる前から左肩、左肩甲骨内縁を中心に痛みを伴う肩こりも感じる。念のために脳外科を受診し、MRIを撮ったが異常は無かった。医師から「肩や首が硬くなっているせいでは?」と言われ、2年ぶりに当院へ再診。(以前は肩こりや腰痛で通院)

その他の症状

左肩、肩甲骨内縁に痛みを伴う凝り

治療と経過

めまいと関連が深い首の硬結を触診すると左のC1からC3に硬さと圧痛がある。特にC2に強い反応がある。

肩から肩甲骨は硬さと圧痛を確認。まずは肩、肩甲骨周りの筋緊張を緩和するため、左足首と腰のツボに鍼をすると肩、肩甲骨の症状は解消され、痛みはなくなった。

次にめまい症状の原因と考えられるC2の反応に対して足首のツボに鍼をする。数分後、就寝時を再現してベッドに仰向けに寝る際のめまい、左への寝返りをそれぞれ確認する。めまいの感じは半減、持続時間も2~30秒だったのが5秒ぐらいになる。

2回目(4日後)
床に入る以外でのめまいは改善された。前回の治療後と同様くらい、5秒くらいのめまいでとどまっている。
肩、肩甲骨の痛み凝り感はほとんど感じなくなる。

3回目~4回目(4~7日後)
めまいは気にならない程度になり、4回目ではめまいは消失している。凝り感等は多少疲れがあれば感じる程度、以前の痛みを伴うことはない。

その後は月に1回もしくは、症状が感じるようになれば来院するペースで通院中。

使用した主なツボ・整体手技

鍼治療:大鍾(L)、三陰交(L)、腰海(LR)、曲池(L)
活法整体:なし

考察

めまいを感じる前に強く感じた肩、肩甲骨周りの痛みを伴うこりが生じていたため、めまいを起こす「引き金」となったことは想像しやすい。引き金と思われる症状を緩和することが優先となる。そのため、めまい症状と関連が深いC2の強い反応は、肩や肩甲骨周りの緊張が解かれるとともに弱くなることが確認された。ただ、左右の差が残っていたため大鍾を使うことで、めまい症状の早期解消が実現できた。

症状、治療内容および治療効果には個人差があります。

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